海外赴任の課題について

グロール化と海外赴任の増加
グローバル化などと言っているが、会社の海外展開が当たり前のようになった。製造業の会社は「そんな小さな会社でも海外で製造するのか?」と思うほど、海外に進出している。会社にとっての海外展開とは2つの意味があると思うが、一つは市場拡大、つまり、売り先を広げるためのもの。もう一つは、製造コストを低くするため、賃金の安い国で製造を行うことだ。
 会社の経営陣にとっては、利益を最大化するための方法の一つとして、海外展開を計画実行していくのだが、とても骨の折れることであろう。その一方で、海外展開するには誰かしら、日本国内から管理する人を送らないといけない。現地で管理者を雇うこともあるけれど、最初は、国内から人を送らないと、設備の立上げなどできるはずもなく、めぼしい人材を日本国内から海外におくることになる。

 

 

海外派遣社員の悲喜こもごも
現地に派遣された社員は、海外派遣されて意気揚々と仕事をする人もいれば、そうでない人の両方なのだろう。年も若く、独身か、結婚間もない人であれば、めずらしい、海外生活を体験できることになる。海外駐在ともなれば、給料以外の海外赴任手当も出るであろうし、滞在国によっては、相当いい暮らしが会社負担でできるからだ。たとえば、高級マンションに住む、送り迎えはリムジン、メイド付き、といった具合だ。海外は一般に危険だからそうでもしないと犯罪に巻き込まれてしまい、逆にコストがかかってしまうということもあるのだろう。こうした生活は刺激的ではあるが、そう長くも続けたいとは思わないのが多くの日本人だと思う。会社からの派遣ではなくて、海外に住み着いてしまう人がいるが、その感覚がわからない。紛争国から来る難民ならわかるけれど、日本ほど平和で豊かでいいところはないからだ。

 

 

駐在員の困った病気
海外駐在の人が帰国するときに問題となるのが、病気だ。風土病もだが、あっちの話、性病の話だ。独身ならともかく、中年の単身赴任で海外転勤という人の場合、仕事で忙しいだろうが、大人の病気をもらってしまう人がいる。淋病やクラミジア、などだ。エイズに感染したら結構やばい。現地では、性病検査を行うのも一苦労、いや、ほぼ不可能だと思う。そして、なにかのタイミングで日本に帰国する際に、病院に行って検査してもらう人もいるのだ。最近ではエイズの検査キットも販売されているのでこれを使う人も多い。

 

刺激の多い海外赴任であるが、私自身は全く興味はない。自分の事業として出向いているのならともかく、所詮、雇われの身で、自分の貴重な時間を、どうにもならない海外で過ごすのはなんともいやなのだ。